鹿港は台湾中に名を知られる古い町で、小吃は大きく海鮮小吃と郷土小吃の2種類に分けられます。地の利の便から、海岸に臨む鹿港の人々は、多くが漁業で生計を立てています。そのためチョウザメ、ウナギ、牡蠣、蝦猴(小エビの一種)、ムツゴロウ、ハマグリ、ヨシエビ、ムラサキガイなど数多くの様々な海鮮が鹿港の小吃の特色になっています。中でも牡蠣と蝦猴が大食漢達のお気に入りです。茶菓子の方面では、鳳眼糕、豬油荖、牛舌餅、口酥餅、花生糖、麺粿などがきわめて高い名声を得ており、中でも有名な玉珍斎餅店は、清朝の乾隆時期にはすでに全台湾にその名が鳴り響いていました。
中山路の野菜市場と天后宮前の屋台が、鹿港の小吃が主に集中する場所です。鹿港の人々は素朴で客好きです。小吃の屋台や店は大体夜9時には店じまいし、最もにぎやかな時間は午後3時から4時頃で、人波の多くが天后宮前の民族路上の野菜市場付近に集中します。ここの麺線糊、芋丸、香菇肉羹などの小吃は、通に人気の屋台です。 |